Hello, I’m Chino Yoshio, a quiet composer based in Kyotanabe, Kyoto.
In this post, I’d like to share how I started playing the Electone and composing music from elementary school through college—and how I picked up the saxophone along the way.
I used to take Electone lessons at a Yamaha music school near Shin-Tanabe Station in Kyotanabe (now it's a parking lot). One of the reasons I became deeply immersed in music was the T-SQUARE songs played on the Electone. Their music was often featured at student recitals, and I became a fan through that exposure. I was so into it that I ignored my assigned practice pieces and only played T-SQUARE tunes. In fact, I was known at the local school as “Yoshio who never does his homework.”
One day, my teacher told me, “You can’t just listen to T-SQUARE. You need to explore a wider range of music.” I was allowed to perform a T-SQUARE piece at a recital only once. But her advice inspired me to branch out into many genres, which continues to shape my music today.
Although the Electone is designed to accommodate a broad range of styles, some teachers tend to specialize in only one. Luckily, my teacher was well-versed in classical, contemporary, jazz, and band music, and her influence greatly shaped my current musical style.
I started composing in fifth grade when my teacher encouraged me to join the Yamaha Junior Original Concert. She handed me a piece of manuscript paper with just three notes—E, F, and G—and said, “Try continuing this.” That moment became the foundation of my composing style, and honestly, I still work similarly today. Though I no longer start from those exact notes, I might think, “What if I wrote a piece at 193 BPM in reference to Ikkyu-san?” Even now, my process still begins with a small motif.
I didn’t attend a conservatory, but I can read sheet music and play easy classical pieces thanks to my teacher’s strict but nurturing guidance.
In high school, inspired by T-SQUARE, I started playing the saxophone and joined the concert band. I learned to play from a senior named Moda (by the way, my track “Moda” refers to fashion—not that person!).
At the time, I wanted to play just like T-SQUARE. Today, I’m more interested in exploring new forms of expression. The only track I’ve released that features my sax playing is “I Pray for You.” I came up with the melody while improvising along the Kizugawa River near my home, after I quit my college jazz club—it didn’t turn out to be what I expected and left me drained. Later, I remembered that melody and recorded it.
Saxophone is often seen as either jazz or classical, but I believe it can also exist outside those categories—and that’s how I played it.
College life was full of unexpected twists, but the songs I wrote during that time have stayed with me. I’ve since re-released some as Sine Wave Versions, such as The Letter to You, Beauty and Truth, Rose, and White Moon.
Growing Up Between T-SQUARE and the Electone
T-SQUAREとエレクトーンのはざまで育った私
こんにちは、京都・京田辺で静かに作曲活動をしていますChino Yoshioです。
今回は、私が小学生のころから大学生まで習っていたエレクトーンや作曲を始めた経緯、そしてサックスを始めたきっかけについてご紹介します。
私は京田辺の新田辺駅近くにあったヤマハ音楽教室でエレクトーンを習っていました(現在その場所は駐車場になっています)。
私が音楽に深くのめり込むようになったきっかけの一つが、エレクトーンで演奏されていたT-SQUAREの楽曲でした。発表会でもT-SQUAREの曲がよく取り上げられていて、私もその流れでファンになり、エレクトーンを通じて音楽の楽しさを知りました。 エレクトーンのレッスンで出された宿題をそっちのけで、T-SQUAREの曲ばかりを演奏していた私は、 近所の音楽教室界隈では「宿題をやってこないよしおくん」として知られていたようです。
そんな私に、当時の先生はこう言いました。 「T-SQUAREばかり聴いていてはダメ。もっと幅広い音楽を聴きなさい。」 実際にT-SQUAREの曲を発表会で演奏できたのは一度きりでしたが、この先生の言葉をきっかけに、私はいろんなジャンルの音楽を聴き、演奏し、今の自分につながっています。
エレクトーンは本来、幅広いジャンルに対応した楽器ですが、先生によっては特定のジャンルに偏ることもあるようです。私の先生は、クラシック、現代音楽、ジャズ、バンド活動などにも造詣が深く、私の現在の音楽スタイルにも大きな影響を与えてくれました。
作曲を始めたのは小学5年生のとき、ヤマハ・ジュニアオリジナルコンサートへの出場を先生が勧めてくれたのがきっかけです。 先生は五線紙に「ミ・ファ・ソ」とだけ書いて「この続きを作ってきてね」と渡してくれました。 このやり方が私の作曲スタイルの原点で、実のところ今でも似たような方法で作っています。今はミ・ファ・ソという具体的な音からではなく、「一休さんにちなんでBPM193で作ってみようかな」などのモチーフから発想することが多いですが、根っこの部分は変わっていません。
私は音大を卒業しているわけではありませんが、楽譜が書けて、比較的簡単なクラシック曲なら演奏できるのは、先生のご指導のおかげだと思っています。
高校時代には、T-SQUAREの影響でサックスを始め、吹奏楽部に入りました。そこでModa先輩にサックスの吹き方を教えてもらいました (ちなみに私の曲「Moda」はファッションの意味であり、先輩のことではありません)。
当時はT-SQUAREのように演奏したいと夢見ていましたが、今はもっと別の表現を模索しています。 唯一、私がサックスを演奏してリリースした曲が「I Pray for You」です。 この曲は、大学時代に所属していたジャズ研が自分の思っていたものと違って疲れ果てて辞めたあと、近所の木津川のほとりでなんとなく吹いた即興メロディを後から思い出して録音したものです。
サックスといえば、ジャズかクラシックかという二分法で語られがちですが、そのどちらにも属さない表現があってもいいと思いながら演奏していました。
大学時代は「思ってたのと違った」という経験の連続でしたが、そうした体験を経て作った曲を、今でもSine Wave Versionとして再リリースしています。 たとえば「The Letter to You」「Beauty and Truth」「Rose」「White Moon」などは、大学生のころに作った曲です。
今回は、私が小学生のころから大学生まで習っていたエレクトーンや作曲を始めた経緯、そしてサックスを始めたきっかけについてご紹介します。
私は京田辺の新田辺駅近くにあったヤマハ音楽教室でエレクトーンを習っていました(現在その場所は駐車場になっています)。
私が音楽に深くのめり込むようになったきっかけの一つが、エレクトーンで演奏されていたT-SQUAREの楽曲でした。発表会でもT-SQUAREの曲がよく取り上げられていて、私もその流れでファンになり、エレクトーンを通じて音楽の楽しさを知りました。 エレクトーンのレッスンで出された宿題をそっちのけで、T-SQUAREの曲ばかりを演奏していた私は、 近所の音楽教室界隈では「宿題をやってこないよしおくん」として知られていたようです。
そんな私に、当時の先生はこう言いました。 「T-SQUAREばかり聴いていてはダメ。もっと幅広い音楽を聴きなさい。」 実際にT-SQUAREの曲を発表会で演奏できたのは一度きりでしたが、この先生の言葉をきっかけに、私はいろんなジャンルの音楽を聴き、演奏し、今の自分につながっています。
エレクトーンは本来、幅広いジャンルに対応した楽器ですが、先生によっては特定のジャンルに偏ることもあるようです。私の先生は、クラシック、現代音楽、ジャズ、バンド活動などにも造詣が深く、私の現在の音楽スタイルにも大きな影響を与えてくれました。
作曲を始めたのは小学5年生のとき、ヤマハ・ジュニアオリジナルコンサートへの出場を先生が勧めてくれたのがきっかけです。 先生は五線紙に「ミ・ファ・ソ」とだけ書いて「この続きを作ってきてね」と渡してくれました。 このやり方が私の作曲スタイルの原点で、実のところ今でも似たような方法で作っています。今はミ・ファ・ソという具体的な音からではなく、「一休さんにちなんでBPM193で作ってみようかな」などのモチーフから発想することが多いですが、根っこの部分は変わっていません。
私は音大を卒業しているわけではありませんが、楽譜が書けて、比較的簡単なクラシック曲なら演奏できるのは、先生のご指導のおかげだと思っています。
高校時代には、T-SQUAREの影響でサックスを始め、吹奏楽部に入りました。そこでModa先輩にサックスの吹き方を教えてもらいました (ちなみに私の曲「Moda」はファッションの意味であり、先輩のことではありません)。
当時はT-SQUAREのように演奏したいと夢見ていましたが、今はもっと別の表現を模索しています。 唯一、私がサックスを演奏してリリースした曲が「I Pray for You」です。 この曲は、大学時代に所属していたジャズ研が自分の思っていたものと違って疲れ果てて辞めたあと、近所の木津川のほとりでなんとなく吹いた即興メロディを後から思い出して録音したものです。
サックスといえば、ジャズかクラシックかという二分法で語られがちですが、そのどちらにも属さない表現があってもいいと思いながら演奏していました。
大学時代は「思ってたのと違った」という経験の連続でしたが、そうした体験を経て作った曲を、今でもSine Wave Versionとして再リリースしています。 たとえば「The Letter to You」「Beauty and Truth」「Rose」「White Moon」などは、大学生のころに作った曲です。